頑固おやじの安衛講座 PARTⅠ

 戦後日本は昭和40年代の高度経済成長時代を経て、その後実体のないバブル経済に突入し、そして、バブル崩壊後の失われた20年により我々を取り巻く労働環境は激変しました。

 労働の高密度化、就業形態の多様化、少子高齢化による労働人口の減少などは労働現場の安全を疎かにし、近年とみに顕在化する各種ハラスメントによる心の健康問題や過労死等も含め、近い将来の労働災害の増加を懸念させます。

  私たちは職場で働いた報酬として使用者から賃金を受け、大多数の人はその賃金で家庭生活(家族を含む)を営んでいるのですが、働くことに起因して怪我をし たり病気になったり、場合によっては職場環境に耐えきれず自殺したりしたのでは本末転倒、到底幸せな人生を歩むことなんかできません。
 もちろん企業には企業として、働く者には働く者としての、職場の安全を守るための義務(労働安全衛生法等)があり、それらを守るのは当然のこととして、如 何に安全で働きやすい職場をつくるのか、どうすれば労働災害を防げるのかについて、筆者の拙い経験が少しでも読者の職業生活にお役に立てばとの思いから寄 稿を決意しました。
 もちろん読者からの質問やご意見等にはできる限りお答えしたいと思いますので遠慮なくお寄せください。

2014/01/21 | カテゴリー : 労働学校 | 投稿者 : 篠原輝政