頑固おやじの安衛講座 PARTⅢ

≪安全管理者≫

安全衛生管理の最終的な責任はその事業のトップですが、それはラインのトップであり、必ずしも安全衛生管理についての専門的な技術を持ち合わせているとは言えません。そこで安衛法第11条では、一定の業種および規模の事業場ごとに「安全管理者」を選任し、安全に関する技術的な事項を管理させることになっています。
安全管理者は ①大学、高等専門学校における理科系統の課程を修めて卒業後3年以上、または高等学校における理科系統の正規の学科を修めて卒業後5年以上、産業安全の実務に従事した経験を有する者 ②労働安全コンサルタント(国家資格) ③その他厚生労働大臣の定める者の何れかの資格要件を満たす者のうちから選任し、その事業所を所管する労働基準監督署に届け出なければいけません。

また、安全管理者の主な職務は、
①建設物、設備、作業場所や作業方法に危険がある場合における応急措置または適当な防止の措置
②安全装置、保護具その他危険防止のための設備や器具の定期的な点検
③作業の安全についての教育及び訓練
④災害が発生した場合、原因の調査や対策の検討
⑤消防および避難の訓練
⑥作業主任者など安全に関する補助者の監督
⑦安全に関する資料の作成、収集及び重要事項の記録などを行うこととなっています。

次回は衛生管理者についてお話します。

2014/03/22 | カテゴリー : 労働学校 | 投稿者 : 篠原輝政